「生け花」といっても、その流派の数は3,000とも4,000とも言われています。ですから、ひとくくりで「生け花」と言ってしまうのは、間違いが多くなります。その流派によって、成り立ちが違っていますし、勿論考え方も違います。
龍生派では、「植物の貌」という基本概念を持って、作品作りをしています。手にした素材の持つ、いろいろな「カオ」を取り出して、作品にしていくのです。
ですから、自分の持つ五感を最大限に使い、更に心に響いてくる感覚を大切に素材感を掴み作品化していく…という方法を用いています。
また、龍生派では素材に使用するモノに、特定の規制も概念もありません。悪臭のしないもの・展示されている間に腐ってしまわないもの… それ以上の何の枠もないのです。
そういうフリーな中での空間アートとして、作品を作っています。
そういう意味からいくと、私の活け方は「龍生派独特のモノ」とも言えるかもしれません。 |