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HOME木の話(目次)>4.山が死にかかっている
4.山が死にかかっている
 同業者の先輩が和歌山県でのある公演を聞きにいった。語り手は、炭焼きをしながら本の執筆をしている方。以下、又聞きのお話。
 彼が言うには、”山が死にかかっている”とのこと。飛行機で来た人は、上空から見る限り緑に覆われている山々に見えたと思うが、実際、山の中に入ってみると、木の上の方だけに葉が残っていて、中間から下の方は、枯れかかっているそうだ。
 原因は輸入材におされ、林業家が次々と廃業したり、町に働きに行っているために、山が野放し状態であること。植林した杉や桧は、下草を刈ったり、間引きをしたり、枝を払ったりと手入れをしてあげないといけない。しかし、そのように手をかけて育てても、コストの高い国内材は、やはり外材におされてしまう。だから、山林の中は、倒れた木がそのまま。枝は伸び放題となり、中間から下には日光が当たらないために、枯れてしまう。もちろん、若木も育っていない。このままでは、ある日突然、緑の山が禿げ山になってしまうかもしれない。

 山が死んでしまうと、日本の林業は終わる。環境に与える影響は、計り知れない。大変な問題だ!と思うが、自分に何が出来るのか?とも思う。
 先日、国内材、間伐材、廃材の有効利用の新しい技術ができたと、新聞に出ていた。材を薫製にすることにより、割れや反りが起こりにくくなり、強度が出てくる。すると今までは、使えなかった芯や皮の部分まで使えるようになるらしい。
 また、合板の分野でも輸入ラワン材を使っていたラワン合板の代わりに、国産針葉樹(杉、桧)を使った針葉樹合板なども出てきている。東京合板工業組合の方に聞いた話では、学校の体育館の内装を針葉樹合板で行ったそうで、ラワン材を使うより白っぽいために明るいイメージに仕上がって、評判になっているとのこと。
 とりあえず、初めの一歩は、みんなが国内材を見直すことだと思う。家を建てる人や内装を依頼する人が、積極的に業者に対して国内材を取り入れることを要求すること。死にかかっている山を救うためには、一人一人の意識を変えることから始まる。
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