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HOME木の話(目次)>12.日本の家具と外国の家具
12.日本の家具と外国の家具

<プロローグ>
日本の家具のはなし
外国の家具のはなし(全2ページ)

【フラッシュ構造】
「フラッシュ構造」とは、木で枠を組み両側に板を貼ったもの。枠を組んだものが芯材になるので、両側面の板と板との間には空洞の部分が出来る。これは、軽く狂いも少なく、大量生産でコストを安く出来るのが大きな特徴といえるだろう。また、側面(表面)にのみ化粧合板などの良材を使えばよいので、木材の有効利用にもなる。
 ただし欠点もあり、製作の際に細かい作業が多くなるため職人の手間がかかる事(これは段取り次第ではあるが)。また、側面の板(表材と裏材)に同じ性質のものを使用しないとかえって反ってしまうというという点や、雨や直射日光に弱いので屋外での使用が出来ないという点もあげられる。
 しかし前者の長所により、家具をはじめ室内建具(ドア)等に幅広く使われている。特に「軽い」という特徴は、日本のように狭い住宅環境で、しかも引越の際にも家具を丸ごとヤドカリのように移動する生活には重要な要素といえる。


【ベタ芯構造】
 「ベタ芯構造」とは、「フラッシュ」に似た製法で、芯材には木の枠組みではなく、MDFやパーチクルボード等を使い、表面に板を貼る。その表面にはツキ板やプリント紙をダイレクトに貼る場合と、合板(天然木化粧合板・プリント合板・塩ビ合板等)を貼る場合がある。
 芯になる部分には空間が無い為「ベタ芯」と呼ばれている。
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